イスラエルにおける思想教育はどういうものなのか、と最近ちょこちょこ考えていたのだが、昨日イスラエル出身のイラン・パッペのインタビュー動画がお勧めにあがってきて、「イスラエルは1980年頃まではユダヤ人国家と西欧的民主主義の両立をするという体裁だけは維持しようとしていたが、右派の台頭と共にそれを捨ててしまった。」と言っていた。
ユダヤ人至上主義とイスラエル一国主義の思想教育が徹底するようになり、それで育った世代が国の中枢を握るようになっている、と。
ソ連陣営の崩壊は、イスラエルにおいては少数のキブツ的社会主義だけではなく、ユダヤ至上主義の強化に向かってしまったという事なんだな。
私が小学生の頃は、サヨクのひとたちでキブツを体験するためにイスラエルに行く、という話を聞いたことがあったのを思い出した。
@MikaRリーガン美香 Pappeは義務教育の内容も変わってきたので、イスラエル社会が右傾化することを自分は予測していた、と言ってる映像を前に観ました。教科書とか絵本の内容を分析した研究者の書いたものも読みましたが、「アラブ人=悪人」という刷り込みが、子ども時代から徹底していて、だからこそ、パレスチナ人にどんな残虐なことをしても平気で自己正当化する人たちの割合が増えてしまった訳ですね。でも、まともな神経の人はイスラエル軍に参軍させられて、トラウマに苦しむことになるので、本当にやるせないです。Haaretz紙によると、ガザに参軍したイスラエル兵の自殺件数も上がっているようです。
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