夜夏 on Instagram: "『Narratage Passage - 2025』のプレイリストを公開しました。
『Narratage Passage(ナラタージュ・パサージュ)』は、もともと「好きな曲を集めたい」という気持ちから作り始めたプレイリストです。
今回の2025年版は、2025年にリリースされた楽曲を選曲しています。
※2025年リリースの楽曲であっても、本体プレイリストに未収録だったアーティストは、本体の『Narratage Passage』に収録しています。
私は自分の好きな音楽を、ひとまず「シネマティック・ポップ」という言葉で呼んでいます。今日はその言葉について、少しだけご説明します。
これまで長いあいだ、自分の好きな音楽をぴったり言い表す言葉が世の中にないように感じて生きてきました。
フォーク、アンビエント、エレクトロニカ、エモ、ポストロック、スロウコア/サッドコア、シューゲイザー、ドリームポップ、ポストクラシカル……。
どれも部分的には当てはまるけれど、そのジャンル名が指し示す音楽そのものが好き、というわけではない。
「シネマティック・ポップ」と呼ぶことにしたのは、そうした曲たちが持つ“映像的な感性”に強く惹かれていると気づいたからです。
音そのものが情景を喚起する力、物語を語り、演じるような歌詞や声の表現、シーンの切り替わりを思わせる構成や展開、風景や場所を想起させるフィールドレコーディング素材やテクスチャなど。
さらに、聴き始めると最後までスクリーンの前から動けなくなるような、決してBGMにはならず、その曲の時間を共に生きることを求めてくるような随伴的な性質。
そうした音楽こそが、私の好きな音楽なのだと思うようになりました。
自分が作りたい音楽も含めて、こうした感覚をどう言葉にするか。
そのことをじっくり考え、言葉にしてきたのが、この2年ほどの時間でした。
(息をするように音楽ができるタイプの才知に溢れた人間ではないので、そうせずにはいられない性格なのです)
来年は、この「シネマティック・ポップ」をテーマにしたソングガイドZINEの発売も予定しています。(たくさんの人の力を借りながら!本当にありがたい!)
音楽制作とZINE制作で、かなり慌ただしい一年になりそうですが、なんとか駆け抜けたいと思います。
Spotify
https://open.spotify.com/playlist/6ErFfzj9QkqbDgsGwiHsE0?si=GQweiZbgSKWRjcYn70QiAA&pi=IXnK7ESZQdSSh
Apple Music
https://music.apple.com/jp/playlist/narratage-passage-2025/pl.u-aZb00Vxt9JzDjj"
15 likes, 1 comments - ____yonatsu on December 13, 2025: "『Narratage Passage - 2025』のプレイリストを公開しました。
『Narratage Passage(ナラタージュ・パサージュ)』は、もともと「好きな曲を集めたい」という気持ちから作り始めたプレイリストです。
今回の2025年版は、2025年にリリースされた楽曲を選曲しています。
※2025年リリースの楽曲であっても、本体プレイリストに未収録だったアーティストは、本体の『Narratage Passage』に収録しています。
私は自分の好きな音楽を、ひとまず「シネマティック・ポップ」という言葉で呼んでいます。今日はその言葉について、少しだけご説明します。
これまで長いあいだ、自分の好きな音楽をぴったり言い表す言葉が世の中にないように感じて生きてきました。
フォーク、アンビエント、エレクトロニカ、エモ、ポストロック、スロウコア/サッドコア、シューゲイザー、ドリームポップ、ポストクラシカル……。
どれも部分的には当てはまるけれど、そのジャンル名が指し示す音楽そのものが好き、というわけではない。
「シネマティック・ポップ」と呼ぶことにしたのは、そうした曲たちが持つ“映像的な感性”に強く惹かれていると気づいたからです。
音そのものが情景を喚起する力、物語を語り、演じるような歌詞や声の表現、シーンの切り替わりを思わせる構成や展開、風景や場所を想起させるフィールドレコーディング素材やテクスチャなど。
さらに、聴き始めると最後までスクリーンの前から動けなくなるような、決してBGMにはならず、その曲の時間を共に生きることを求めてくるような随伴的な性質。
そうした音楽こそが、私の好きな音楽なのだと思うようになりました。
自分が作りたい音楽も含めて、こうした感覚をどう言葉にするか。
そのことをじっくり考え、言葉にしてきたのが、この2年ほどの時間でした。
(息をするように音楽ができるタイプの才知に溢れた人間ではないので、そうせずにはいられない性格なのです)
来年は、この「シネマティック・ポップ」をテーマにしたソングガイドZINEの発売も予定しています。(たくさんの人の力を借りながら!本当にありがたい!)
音楽制作とZINE制作で、かなり慌ただしい一年になりそうですが、なんとか駆け抜けたいと思います。
Spotify
https://open.spotify.com/playlist/6ErFfzj9QkqbDgsGwiHsE0?si=GQweiZbgSKWRjcYn70QiAA&pi=IXnK7ESZQdSSh
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