「釜山行き」「ソウル・ステーション/パンデミック」は、ある意味、正当に新幹線大爆発の意思を受け継いだと思っているんですよね。実写映画ならではのアクションと外連味が「釜山行き」だとすれば、ソウルステーションの方が社会批判、ゾンビよりも絶望的な人間社会に対する怒りややるせなさというのを描いていたと思うのですね。
なので、はっきり言ってしまうと、「シン・新幹線大爆発」は、【組織は素晴らしいし、最終的には間違えないもの】と言う前提に成り立っていて、これは非常に危ういものなんですよね。
シネマンドレイクさんのレビューで、
「最後のクラウドファンディングオチは、本当に良いものなのだろうか?
JRは合理化を理由にコストカットしており、過去に苛烈な日勤教育や無茶が起こり大事故を起こしたこともある。そういった組織にべったりな内容なのは正直どうなのか?」
と書いていたけれども、JRが協力すると言う事は、JRを批判できないということなので、結局はそうなってしまったということなんでしょうけれども、やっぱり釈然としないっすよね…