『ノー・アザー・ランド』共同監督のパレスチナ人、ハムダン・バラル氏への拘束および暴行について、米国アカデミー賞は公式に支持表明することを拒否。
これについて同作のイスラエル人監督、ユヴァル・アブラハム氏のツイート。

残念なことに、3週間前にオスカーを授与してくれた米国アカデミーは、イスラエル軍と入植者から殴打され拷問を受けているハムダン・バラルを公に支持することを拒否した。
ヨーロッパのアカデミーは、他の無数の賞の団体や映画祭と同様に支持を表明した。米国アカデミーの会員数名、特にドキュメンタリー部門は声明を出すよう求めたが、最終的には拒否された。入植者による攻撃では他のパレスチナ人も殴打されたため、映画とは無関係とみなすことができ、回答する必要はないと言われた。言い換えれば、ハムダンは明らかに『No Other Land』を制作したことで標的にされたが(兵士たちが拷問中にオスカーについて冗談を言っていたことを思い出した)、彼はパレスチナ人であることでも標的にされた。毎日無視されている無数の人々がそうであるように。これが、アカデミーがイスラエルの占領下で暮らし、彼らが最も必要としている映画製作者を称えた時、沈黙を守る口実を与えたようだ。この姿勢を変えるのに遅すぎることはない。今からでも、ハムダンとマサフェル・ヤッタのコミュニティへの攻撃を非難する声明を出すことは、意味のあるメッセージとなり、将来への抑止力となるだろう。
0

If you have a fediverse account, you can quote this note from your own instance. Search https://fedibird.com/users/c_ssk/statuses/114231053439350918 on your instance and quote it. (Note that quoting is not supported in Mastodon.)