韓国の市民運動を見て思うのは、韓国では「国家」と「国」を区別している人が多いこと。守るべき公共性は「国家(統治主体)」ではなく「国(社会基盤としての共同体)」にあり、国家が国を脅かすことは許されないし、そのときは市民が抵抗すべきという基本ベースがあるように思う。
日本はそもそも「公共」の概念が脆弱で国と国家を区別する意識が薄いので、左派言説でも国家(統治主体)への不満が国そのものの否定になりやすいのでは。
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