『羅小黒(ロシャオヘイ)戦記２』
https://www.youtube.com/watch?si=GpOaSScRuAOh6bhz&v=KSZvUSJvQnQ&feature=youtu.be
中国アニメ『雄獅少年』『白蛇』『ナタ』などと比べても、絵柄や世界観、ギャグなどの面で明らかに日本アニメの影響を大きく受けた作品。1作目は舞台やストーリーが『もののけ姫』と近いこともあって、「宮崎駿の進化系は中国にいるんだな」というのが一番の印象だった。
1作目もよくできた名作だが、続編となる本作は様々な面で格段に向上しており驚愕するレベル。もうこの上は無いだろうと思わせた名作『スパイダーバース』が、続編『アクロス・ザ・スパイダーバース』で異次元の進化を見せたことを思い出す。
馴染みやすいキャラクターデザイン、桁違いの最先端アクションはもちろん、ストーリーや背景美術、衣装に至るまで細やかに考えられており、総合的なクオリティが圧倒的に高い。
ムゲン師匠とシャオヘイの日常を描いたアバンタイトル(リンク参照)でも分かるように、台詞ではなく映像で語る演出が全編に徹底されており、心をわしづかみにされる。