昨日、米国スターバックス労組がストライキにはいることを発表。市民にもストのあいだスタバをボイコットするよう呼びかけました。
多くのスタバ労働者が、ひどい低賃金で、フードスタンプ(低所得者層向け公的扶助)などに頼りながら生活しています。
その一方、会社所有の飛行機で通勤するCEOが2024年分の報酬として受け取ったのは約150億円。従業員が1年間にうけとる平均賃金の6666倍。
利益を十分にあげていて労働者の待遇改善ができるのに、会社側はそれをしない。
それどころか、「組合つぶし」のためにコンサルなどに多額のお金を支払っている。
こんなことはおかしいし、交渉を求める労組側を応援したいと考えるのは当然です。
NY市長に当選したマムダーニも
「ストが終わるまで、私はスタバでは買いません。みなさんもご一緒に加わりませんか」
と連帯を表明。
するとビジネス系メディアが
「マムダーニがスタバボイコットをしろと求めている」
「彼が市長になったら、どんな影響がありうるか、早くもその兆候が表れている」
と「警戒」的な記事を掲載。
大企業側は、選挙期間中から
彼の政策に、異常なまでに反発してきました。
ひどい搾取を当然としそれを保持しようとする企業も、それを擁護するメディアも、常軌を逸しています。 [参照]