Youth voices on multilingual education emphasizes that language is more than a means of communication: it is central to identity, learning, well-being and participation in society.というUNESCOの記述からみえるように、言語は単なるコミュニケーション手段ではなく、アイデンティティ・学び・心身の安定・社会参加に深く関わるからこそ、変わりゆく自己を強く支えるのだろうとも思います。
「単なるコミュニケーション手段」ではない、とはことばの説明によく用いられる言辞ですが、手段は道具であり、言語道具観に立つ限り「よい道具」「役に立つ道具」という理屈がでてきて、ことばの取り替えを許してしまうのですね。「言語の死」とは、そうやって経済的に有利な言語をみんなが選んだ結果でも、もたらされるものです。
でも、ことばと記憶は役に立つかどうかとは違う次元で捉えることも可能です。ことばは人。誰かのことばを大事にする日、それが国際母語デーなのだと私は思います。一年に一度くらい、そういう日があってもいいと思います。
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# 国際母語デー