NotebookLMが作るポッドキャストに関して追加
これに関連してもう少し話すと、「このレベルのものはAIが作れるんだ」という感覚じゃないかなと感じました。たとえば別の言い方をすると、このレベルのものを軽んじて、あまり注目を向けないという感覚なのかなということです。それは、意識がより高いレベルや抽象度の高い方に向かうとも言えますが、似たようなものを人間が作った場合に、それを軽視するという危険性もありそうです。
もしかしたらこれは、AIが作ったものに対する嫌悪感の言語化かもしれませんが、まだはっきりとは分かりません。今はまだ人間側が、AIが作るものに対して「こんなものまで作れるんだ、すごい」という感覚を抱くものですが、それは「人間が作ったもののレベルまで近づいたんだ」という驚きであるということ。
でも、その驚きの前提としては、「人間が作ったものを見て、自分が感動した経験」みたいなものがあるわけです。でももしも、これから生まれてくる人が「人間が作ったものを見て、感動する」よりも前に、AIが作ったものを大量に見るとしたら、人間が作ったものを見て驚くその度合いは小さくなるのかもしれません。(そんなに単純じゃないかもしれません。)
あまりまとまってない話ですけど、とりあえずメモ。
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@hyuki結城浩 / Hiroshi Yuki
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