樺島万里子 Mariko Kabashima@海外ニュース翻訳情報局さん:
「日本会議に対する最大の違和感は、
国家を語りながら、人間を完全に切り捨てていることだ。
彼らの言葉には
生活も、人生も、犠牲も、現実も出てこない。
あるのは「国家」「誇り」「伝統」という抽象語だけ。
調べれば分かる。
日本会議の主張は、実質この三点に尽きる。
① 「戦後日本」を否定したい
彼らが敵視しているのは、
・戦後民主主義
・憲法(特に9条)
・個人の尊厳や人権という発想
これらを
「敗戦の産物」「押し付けられた価値観」と切り捨て、
戦前の国家観を「本来の日本」と呼び直す。
だから憲法改正は目的ではない。
国家が個人の上に立つ社会を取り戻すための手段にすぎない。
ここには一貫した思想がある。
個人は守る対象ではなく、国家の部品だという考えだ。
② 「議論」を潰し、「空気」で支配したい
彼らは政策では勝負しない。
代わりに使うのは、
・教育
・道徳
・家族
・愛国心
反論すると
「人でなし」に見えるテーマばかり。
こうして、
・反対=非国民
・慎重論=臆病者
・現実論=敵の味方
という空気を作る。
(続く」 / X
https://x.com/KNHjyohokyoku/status/2005413417973354597