中国のSF出版社・科幻世界さまから、簡体字版『播磨国妖綺譚』(第一巻/日本語版では ”あきつ鬼の記” にあたります) が刊行されました。
翻訳を担当してくださったのは张东さん。天地出版社からの一冊です。表紙画は作中に登場する大撫山からの風景でしょうか。想像力を刺激されます。
 
翻訳者の张东さんは、室町時代の法師陰陽師の話を中国の読者にも歴史的背景がわかるように、本文欄外に詳しい注釈をつけてくださいました。画像のページは、主人公たちが能楽の「二人静」について言及している部分です。このような注釈が、必要な箇所に簡潔な文章で挿入されています。
 
日本の古い時代の歴史(特にこの作品では、京の都ではなく、地方の話が多く出てきます)をわかりやすく説明するのは、とても大変なお仕事だったでしょう。
ご尽力に、深く感謝と御礼を申し上げます。同出版社からの上田作品刊行はこれで三冊目となりました。
 

簡体字版『播磨国妖綺譚』(著者:上田早夕里)第一巻の表紙画。簡体字版『播磨国妖綺譚』本文ページ抜粋。中国の読者のために、詳しい注釈がついている様子を示した画像。同じ出版社から出ている、同著者の3冊の本の書影も一緒に載っている。
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