『未解決事件』ベルトラッキの回が配信終了間際なのにまだ見ていなかったのであわてて見ている。

「あなたの絵が美術館に飾られているのにあなたの名前がないことに不満はないのか」
まったく気になりません
なぜなら誰もがすばらしい絵だと認めてくれる瞬間があったからです

芸術における本物とは画家の名前によってつくられるものではありません
絵を買うのは教会に通うのに似ている
信じるかどうかだ

「客は情報を食っている」だ。コレクションに贋作が紛れていたら「汚染」と思われるかもしれない。この番組にして珍しく痛快な回。

美術品というものが(中略)一種の虚構の世界なのでその虚構に値打ちがつくというまったく不思議なところ

個人的体験として、同人誌にサインを求められることがあるのだけど、情報とか虚構とか威信なんかもそれなんだよな。だからサインを書くのは嫌いなのだけど。