バルファキス『テクノ封建制』、読み終えたんですけど、なかなかすごい。割と比喩として「封建主義やん」とは言ってたけど、こんなふうにガチに言語化されると流石に嫌になってくるなww

従来の産業資本は、競争の中で投資をして、より高い生産性を実現するわけで、また、多くの人々を雇用するわけなので、確かにそこに搾取があったとしても、世の中全体をある程度は豊かにしていく面は残る。

これに対してテック企業の資本は、インターネットという本来コモンズであったものを囲い込むだけでなんら生産性には寄与せず、雇用もほとんど生まず、利用者から利用料を取るだけでなく、その無償労働によって自らを一層強固にしていく。利用者を「デジタル農奴」と呼ぶのは秀逸。まさしく。

これを◯◯資本主義(プラットフォーム資本主義、など)と呼ぶのか、あくまで封建制と呼ぶのかにバルファキスはこだわっている。同意するかはもう少し考えたいが、意図はよくわかる。事態は私が思ってたより深刻。

この本はぜひ広く読まれて欲しいなぁ。読書会したいかも。

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