生成AIなどに、自分の描いたイラストや写真が勝手に利用されることを防ぎたい(あるいは学習の許可を表明したい)というニーズが高まっていますが、
これについて、C2PAという仕様が策定されおり、画像編集ツールやブラウザなどのソフトウェアからのサポートや、埋め込み・検証用のツール、LinkedInでのサポートなど、環境整備が進んでいるとのことです。
画像の中にマークや透かしを重ねたり、ノイズを含めて学習を妨害するのではなく、画像の価値を損なわないのがいいですね。
C2PAは、Adobe、Arm、Intel、Microsoft、Truepicが提携して設立されたプロジェクトが主導しているとのことです。
今後主流になっていくかどうかはまだわかりませんが、AI企業各社がC2PAを受け入れれば状況が改善するかもしれませんね。
少なくともAdobeにおいてはC2PAで学習・利用の可否を表明できるようになったわけで、良い話ではないかと思います。
署名まわりが対応できるなら、MastodonやMisskeyでも対応できるかもしれません。
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“誰が作ったか”をデジタル作品に埋め込めるWebアプリ、Adobeがパブリックβとして公開 - ITmedia NEWS
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