『石炭の値打ち』(1977)鑑賞。 名匠ケン・ローチの「幻の傑作」といわれる二部構成の社会派映画がBunkamuraル・シネマで再上映(11/27まで)。 第一部「炭鉱の⼈々」は、イギリス皇太⼦の訪問が決まってウキウキ浮かれる炭鉱町が、うわべを取り繕って準備に勤しむ姿がユーモラスに描かれる。(この時点で社会の格差や労働者の苦境を鋭く浮き彫りにしてもいるのだが。) 第二部「現実との直⾯」では楽しげな雰囲気が一転し、大事故が起きてしまった炭鉱の人々の動揺や失意を鋭く、しかし淡々と描く、ローチ監督の真骨頂。 『わたしは、ダニエル・ブレイク』にも40年越しで繋がる重要作、貴重な機会なので観れる人はぜひ

0

If you have a fediverse account, you can quote this note from your own instance. Search https://bsky.brid.gy/convert/ap/at://did:plc:zmu3d5ksnn6snjizo7uhodrp/app.bsky.feed.post/3m64j5cfofk2x on your instance and quote it. (Note that quoting is not supported in Mastodon.)