数研が攻めてるかんじなんすかね

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2024年度検定で小説を載せた教科書会社と、その作品

東京書籍  富嶽百景(太宰治)

大修館書店 デューク(江國香織)

数研出版  スライダーズ・ミックス(宮下奈都)

      夢十夜(夏目漱石)

      羅生門(芥川龍之介)

      城の崎にて(志賀直哉)

      カンガルーが待ってる(青山美智子)

筑摩書房  羅生門、良識派(安部公房)

      待ち伏せ(ティム・オブライエン)

      夢十夜

第一学習社 羅生門、夢十夜、公園(三崎亜記)

桐原書店  カルチャーショック(村田沙耶香)

      神様(川上弘美)

      羅生門、夢十夜

コメント欄

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田中宝紀(NPO法人青少年自立援助センター)

【視点】小説をめぐる、教科書会社と文科省との息をのむような攻防。この記事自体がまるで小説のような臨場感に溢れており、興味深く読みました。小嶋講師の言うように、多感な高校生にとってプレゼンの訓練よりも小説をまるごと文学として味わい、内面で咀嚼する方が実り多い学びとなるであろう点、同感です。法令や契約書を読むことも、わかりやすい報告書やプレゼンをすることも大切な力ではありますが、こうした「生きる力」としての国語力は、豊かな内面があってこそ育まれる様々な経験や力に裏打ちされるものであり、そのために文学に触れることは有用であるからです。

今回、教科書会社は「現場のニーズ」に応じて小説掲載に踏み切ったとのこと。現場で生徒に向き合う先生方が肌身で実感する「必要」を受け止め、前川先生の言うように「教師の裁量に任せ」ることが必要では。

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