エッセイ記事。原作通りの描写云々は建前であって、彼らは作品が自分たちの方(党派)を向いてくれないことを憎んでいる。
riq0h.jp/2025/09/24/180216/
自分たちの方(党派)を向いてほしがっている
創作においてはなにを描くかということと同じくらいなにを描かないのかも重要だ。節操なくあれもこれもと詰め込んでいくと太い幹として通したい真のテーマ性が損なわれ、あちこちに散らばって生えた枝葉に栄養を奪われ尽くし、いかにも貧相な見てくれの木々が出来上がる。 これは少し角度を変えると商業的な動機でも成り立つ。ある要素を取り入れるとそれに親和的な客層に好印象を持ってもらえるが、同時に他の客層には反感を抱かれる。ならばと広く客層を取り込もうと様々な要素をいたずらに散りばめると、かえって誰にとってもやや不快な、いわゆる「ノイズ」まみれの作品に堕してしまう。要素は増やすよりは減らす方が容易い。
riq0h.jp · 点と接線。
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