Sonarへのボイコットと、運営会社とKKRの話。

「ゆえに現在、フェスティバルの資本構造がグローバル投資ファンドに取り込まれ、文化的自律性が揺らぐ状況は、都市公共圏の質的変容を象徴する事態でもある。とりわけ、2025年にSónarがパレスチナ情勢をめぐる姿勢を問われるなかで、政治的公平性と文化的立場の両立が強く求められている。」

文化をつくる、その活動を維持していく、公共にひらく、というものと資本主義(金融資本主義)は相性が悪いのだな。そして現行の資本主義の中でやっていくには、必ずどこかでイスラエルや軍事企業に(も)出資・関係している企業と関係ができてしまう。
wired.jp/article/music-festiva

「(Sonarによる)声明では、2025年のSónarにおいてイスラエルや軍需企業と関係のある団体をスポンサーとして受け入れていないこと、またバルセロナ市当局と連携して問題のある出展を制限していることを説明している。また、チケット売上などの収益はフェスの運営に再投資され、KKRやSuperstruct Entertainmentには直接流れていないと明言した。」

「そのうえでSónarの運営側は、各種の批判に応えるかたちでパレスチナ情勢についての対話の継続を約束した。さらに、ガザ支援を目的としたNGOへの寄付や、現状について公開討論するトークイベント『SonarÀgora』を開催期間中に実施するなど、社会的責任への取り組みも明文化している。」

この対応自体は誠実だと思うけど、実際に収益などの金銭の還流がなくても、Sonarが良いフェスであればあるほどKKRの金融商品(資産)としての価値も上がってしまうという指摘は、この件に限らず文化と資本主義の関係を考える上でも重要だと思う。

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