最近、複数併読ペースになってきてしまったのだけど、今回『イラン現代史』を読みながら、木澤佐登志の『闇の精神史』を読んでいて、「アフロフューチャリズム」を取り上げた章があるのだけど、もといたアフリカ大陸から奴隷としてジャマイカやアメリカに連れてこられてそこで生きざるを得なかった黒人たちが各所で作ってきた文化(音楽、ダンス、思想)がベースにあって、それがアフロフューチャリズムに結実する。それらは共通の過去(歴史)を奪われた人が「未来」を望み、その未来から現在を射程することで「過去」を作るというものでもあるのかなと思った。
あと、すごい話は飛んで、というかもとに戻してイラン(や中東諸国)のことなのだけど、私が生まれた翌年にオイルショックがあって、もちろん記憶は無く(後に「あのときは大変だった」と親に聞くなどした)、長いこと続いたイラン・イラク戦争は子供の頃で「イライラ戦争笑」とかいって大人や年上の人たちが茶化していた記憶しかないし、湾岸戦争のときはもう大人といえば大人になっていたけど完全に外側において、あの重油まみれの鳥のニュース涙を流すようなバカ者っぷりだったし、その全て全てにそうなった原因があって、失われた命があって、故郷を離れざるを得ない人がたくさんいて(その一部が日本にも来ていたわけですが、一斉送還されましたよね)、全部今に、全部自分たちにも繋がるものだったということ。
私と同世代それ以上の世代の人たちの年寄り全員は、そこをもっとちゃんと思い知らなきゃいけないと思った。
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