あと、すごい話は飛んで、というかもとに戻してイラン(や中東諸国)のことなのだけど、私が生まれた翌年にオイルショックがあって、もちろん記憶は無く(後に「あのときは大変だった」と親に聞くなどした)、長いこと続いたイラン・イラク戦争は子供の頃で「イライラ戦争笑」とかいって大人や年上の人たちが茶化していた記憶しかないし、湾岸戦争のときはもう大人といえば大人になっていたけど完全に外側において、あの重油まみれの鳥のニュース涙を流すようなバカ者っぷりだったし、その全て全てにそうなった原因があって、失われた命があって、故郷を離れざるを得ない人がたくさんいて(その一部が日本にも来ていたわけですが、一斉送還されましたよね)、全部今に、全部自分たちにも繋がるものだったということ。

私と同世代それ以上の世代の人たちの年寄り全員は、そこをもっとちゃんと思い知らなきゃいけないと思った。

まず、オイルショックについて。

これは第四次中東戦争に端を発するもの、ということはご存知の人は多いかもだけど、もともとその中東戦争はなぜ起きたか、なぜ長引いたか、といえば、1947年のイスラエル建国/パレスチナでのナクバから始まり、「アラブ諸国のアラブの大義」を掲げた中東諸国と、イスラエル(アメリカ)側を支援する中東諸国に分断された上に敵対し勃発したものである(当時のイランはイスラム革命前の前王朝時代で親米であった)。

『イラン現代史』序章 近代国家建設と東西冷戦構造 24頁『イラン現代史』序章 近代国家建設と東西冷戦構造 25頁
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