難民関係の国際団体、例えば国連高等難民弁務官事務所やその日本窓口などは、日本の法務省の入管などと仮にやりとりしているのであれば強い無力感を味わっているのではないかと勝手ながら想像する。
私にはできないな。でもそういう方々のおかげで少しは事態が改善し、あるいは少しは事態がこれ以上悪化せずにいられているんだろうな。

なかなか理解も得られないまま概ね絶望的な状況で活動している方々は、どんな心構えで取り組めているんだろう、続けられているんだろう、と考えて、ふと、水の上にパンを投げよ、という言葉を連想した。口語訳ではこう。
"あなたのパンを水の上に投げよ、多くの日の後、あなたはそれを得るからである。"
伝道の書11:1(新共同訳では「伝道の書」は「コヘレトの言葉」)

正確な表現を確認しようとしてとりあえずネット検索したら、以下のページを見つけた。
"『水の上にパンを投げよ』 « essay - chu kosaka web site"
chu-kosaka.com/essay/?x=entry:

書き手の小坂忠先生という方のことが気になり検索すると、なんと、松本隆や細野晴臣と一緒にアルバムを出したりしていた方だった。
3年前に死去されたがウェブサイトが今でも残っているようだ。

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