日本にインバウンドで来ている外国人しかみていないと、世界中の人が日本を好きと勘違いしてしまう。でも、わざわざ日本に来てる時点でかなり偏りがある。日本嫌いな人は来ないから。逆に、日本から海外に行くと、別にいうほど海外の人は日本のことなんて気にしていないことに気付く。沢山ある国のひとつに過ぎない。

この十数年で日本はどんどん円安になって所得もぜんぜん伸びず、相対的にすっかり貧乏な国になった。以前のように工夫をしたら貧乏旅行でもそこそこ楽しめるという時代ではなくなってしまった。最近の「日本ファーストで何が悪いんですか?」みたいな素朴な排外主義って、日本という殻に閉じ込もって「日本スゴイ」「世界中が日本大好き」プロパガンダにすっかり染まってしまった結果なのかも。