今回のトランプのハーバード大学に対する「反ユダヤ思想」というレッテルが今後どう作用するか予想がつかない。
アメリカは共和党も民主党もイスラエル贔屓の傾向があるんだけど、ハーバードのような大学も人文界隈も(もちろんSFも)例外ではない。
もちろん大学や人文系、SFなどのポピュラー文化には、歴史からも倫理からも、抵抗の物語を指示する気持ちからも、そして表現の自由を守る立場からも、イスラエルの植民に反対だったり親パレスチナだったりする人たちはいるけれど、決して主流派ではない。
カフェやパーティーでもその辺りの話に近づくとかなり緊張してしまう(パレスチナなんてものはないんだよ、という主張を聞いたことは一度や二度ではないし、そういう声に正面から立ち向かうところに遭遇したことはない。私も反対できなかった)。もちろんアメリカに住んだことのない私の知る範囲なんてたかが知れてるけれど。
今回トランプはハーバード大学に「反ユダヤ」のレッテルを押し付けた。これが「いや私たちはイスラエルを支持するよ」と出るのか「パレスチナを守れと言って何が悪い」となるのか、注目しているところだったりする。
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