今回の選挙は安全保障に関する争点が参政党の妄言ぐらいしか聞こえてこないけど、改憲がかかってるんだよね。
個人的には、議会を通さずに解釈改憲した集団的自衛権を一度白紙に戻して国会で再び議論し、現実的な安全保障に向けていってほしくはあります。
要不要で言うと必要ではあるし。
それでもイタリアやドイツのように、集団的自衛権の行使には国会の承認を要するとか、選挙を停止する安全保障上の緊急事態を定義して(物理的な実施が不可能なほどの攻撃を受けている場合に限るとか)。そういうルールがないのはかなり怖い。
そういう議論を国民の前で行えば、具体的な憲法の条文改正はなくても限定的な集団的安全保障活動が行えるような合意ある解釈ができるんじゃないかな、とは思うんですよね。