納税や給付のオートメーションは、どこかに抵抗は残したほうがいい。何のためにいくら納税しているのか、どんな給付を受けているのか、その給付を受けるのかを知る機会が失われていくと、納税者意識も同時に薄まっていく(給与の天引き額がはっきり見えるのは財務省の良心だと思うよ。消費税は総額表示にして消しちゃったからね)。
もちろん今は自動化が必要な局面があまりに多いから、マイナンバーカードを使う給付を増やしたっていいとは思う。
同時に優先順位はよくよく考えたいよね。たった今、生死に関わる機会損失を生み続けている生活保護の2割という低いカバー率を上げるために何ができるか、マイナンバーカードで少しはマシにできるのか、真剣に考えてもいいとは思う。
ケースワーカー増やすのが確実なんだけど、ITにできることもきっとあるはずだからね。、