高齢者の医療費自己負担を3割にすると何が起こるだろう。
国民医療費の合計は48兆円で、75歳以上の高齢者医療費は19兆円。
2割、3割負担もいるし高額医療費上限額もあるので、自己負担額の平均は7.5万円。これに人口をかけて1.5兆円が、高齢者の自国負担額だ。

これを3割にするとどうなるだろう。19兆円の3割は5.7兆円だけど、これだと本人負担が27万5千円で、高額医療費の上限に引っかかって15〜20万円に抑えられるだろう。つまり4兆円。ここから現在の1.5兆円を引いた2.5兆円が「社会保障負担を減らす」原資になる。

2.5兆円は大きい。現役世代の社会保障費の8パーセントに相当する。全部を削減に割り当てれば年収500万で月に五千円ぐらい。

しかし、大多数を占める国民年のみの金受給者は不健康になってより高額な医療介護を使うようになるか、現役世代の仕送りに頼るかしかない。

高齢者の自己負担増を考えたっていいけど、その結果が「原則3割負担」ではお粗末すぎる。財源の検討が可能な消費税減税とバーターにするのはかなり筋が悪い。

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