家からある場所まででかけて行って帰ってくるという経験、わりと厚みのある経験だけど、よくないなと思うギャラリーとか展示は一歩入って全体がわかってしまう。そこで時間を過ごすことができないと、「出かけていった」という労苦のほうがデカくて不満に感じる。場所の大きさはあんまり関係なくて、小さくても複雑さを感じる空間はある。
アートギャラリーって、客に対してはタダで見せてるという意識にギャラリー側はなりがちだとおもうんだけど(ほかの人がどうなのかしらないけど)、客側の主観的意識はぜんぜんそうではなく、交通費も時間もかけてその場所まで行っている。このコストについての主観的意識は、立地の良し悪しとはあまり関係がない気がする。一見辺境っぽくても、いろんな人にとってだいたいの場所は遠いのだから(心理的にも物理的にも)、場所自体が辺境っぽいかどうかはあまり関係がない。
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