村山悟郎の話、美術史の普遍性はニュアンスとして含んでいるけど、それはともかく、個別具体と普遍一般の対比だと自分で言っていて、「仮に個人的な家族の問題を芸術表現の指摘なモチーフとするとき、どのような手立てがあるか。私の考えでは、〈家族〉という概念を検討する必要があるのではないか、ということです。」と述べている。たいへん古典的なカテゴリー論だとおもうんだけど、ようするに、個別具体としての「私」的な事象を、普遍一般に包摂していくことが「表現」であると主張している。これに対しては思うことがいくつかある。

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