村上隆や椹木野衣らが「日本」というイメージをこれまでとは別な文脈に再配置する90年代には、55年体制の崩壊・社会党の政権入りと分裂・退潮がある。日本国民にとっての安保条約というのが、55年体制下における左派政党(社会党・共産党)による強固な反対によってリアリティを帯びていたけど、それが崩壊しちゃうともう安保条約というのは単なる既成事実化してしまう。安保条約の「外」を持たないものとしての「日本」というのが、村上や椹木の主題だったんだよな。それはほぼ社会党の退潮が原因となっている。

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