中道なんとか連合がどうとかいうのを考えるのがめんどくさくなって、なぜかトロツキー『永続革命論』を読んでたんだけど、そこではトロツキーとレーニンが「資本家ではないが単独で生産能力のある(つまりプロレタリアではない)農民」という存在をどう取り扱うかで悩んでる過程が書かれていた。

そこで「ああ現代のITエンジニアというのはここでいう農民なんだな」と思ったときに、ITエンジニアに社会主義がなじまない理由が腑に落ちた。

一方で『資本論』とほぼ同じ問題を、経済的側面からでなく倫理的側面から語っているハイデガー『技術への問い』は、ITエンジニアにも適用しやすい。

自分に生産力があるとしてもそれは金銭を得るだけのものではなくて何かの意味を伴っているはずで、その意味と自分の生産活動の距離の近さとか、プロセスのどこで活動しているのかとか、そういうことがやる気の本質だったりする。そこの構造を理解して組み替えていったり、自分の技術をなんのために使うのかを意思決定していったりするのが重要なはず。

でもそこを可視化したり言語化したりはあまりしてないよね、我々は、という。

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