よきでした。

アメリカのベネズエラ侵攻と国際法・国際秩序を無視する「MAGAトランプ2.0」の行動原理【中田考】
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アメリカのベネズエラ侵攻と国際法・国際秩序を無視する「MAGAトランプ2.0」の行動原理【中田考】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

 《2026年は、2025年に始まっていたと、後で振り返ることになるだろう》とフィッツロイは述べる。その意味は2026年は一呼吸のコンテキストの流れの中にあるということである。そのコンテキストの流れとは、2025年の《強い者が勝つ》から2026年には《強い者だけが人間並の暮らしを出来る世界》に一歩進んだ、ということである。  フィッツロイはそのコンテキストの源泉を「integrity(誠実さ)の消滅」「モラルゼロ」と呼ぶ。モラルゼロとは「社会の根幹が失われること」である。日本だけでなくアメリカにおいても、社会は1998年から「失われた30年」が続いており、ちょうど2025年までのこの30年が取り返しがつかない、100年はかかる崩壊の始まりだというのである 。  「《モラルゼロ》2026へのドア」は全編興味深いが、引用はここまでにして、ここからは筆者自身の議論に引き付けて年頭所感らしきものを書こう 。 フィッツロイの問題関心では、2025年は100年続く崩壊が始まる「失われた30年」の一区切りの年である。しかし筆者はこの2(20/21)世紀を「私が語るのは、これからの二世紀の歴史である。私は来たるべきもの、もはや別様には来ないもの──ニヒリズムの到来──を描写する」(『力への意志(Der Wille zur Macht)』序文)と「ヨーロッパ最初の完全なニヒリスト」と自称したニーチェが予言したニヒリズムの時代と位置づけている。  つまり筆者の問題関心に照らせば、2026年はニヒリズムの二世紀の前半(20世紀)が終った後、後半(21世紀の)の四半世紀が過ぎ去りいよいよニヒリズムがその本性を顕し始める時代となる。フィッツロイの謂う「integrityの消滅」「モラルゼロ」「社会の根幹が失われること」もニヒリズムの一形態と言うことができよう。  とここまで書いた時点で想定外の出来事が起きた。トランプ米大統領によるベネズエラのマドゥラ大統領夫妻拉致誘拐事件である。これもインテグリティの消滅、ニヒリズムの現象形態であるが、先ずは予定を変更して《時評》らしく現象について解説していこう。

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